名探偵コナン告白の真相？

クリームパイの続きです。

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4年前の告白の真相

実は4年前に告白したのは新一ではなく麻美であり、フラれたのも麻美のほうです。
そして4年前に流れた噂も実は麻美の仕業で、新一への恋が初恋だった事もあり何とか新一を振り向かせようとしてそのようなデマを流したのです。
しかし当の新一は、その噂を気にも留めていなかったようです。

麻美が新一の事を知った当初は特に彼の事を気にしていなかったらしく、中1でサッカー部のレギュラーを張っている大した新入生程度にしか思っていなかったのです。
その後、麻美が新一の事を意識しだしたのは、テニス部仲間のために作ったレモンパイをサッカー部にお裾分けした時の事。

他の部員達は皆美味しいと言いながらそれを食べていたが、新一だけはそれを

「なんかマジィッスよ、これ」

とバッサリ。

その時のレモンパイは本当に美味しくなかったようで、他の皆も無理して食べていたとあとで知った麻美は、悔しさのあまり、新一に「美味しい」と言わせるまで3ヶ月間ずっとサッカー部に手作りレモンパイを持っていっていました。

そして、いつしかサッカー部のマネージャーになり、新一に夢中になっていたというのが、4年前の“麻美の初恋”の真相です。

新一がレモンパイが好物というのも、何のことはない、自分が食わせ続けていただけで、

それを勝手に彼の好物と言っていただけであった。

麻美は新一にフラれた後で、新一から“ある事”を聞かされていて、その事もあって、今回蘭にいじわるしてレモンパイの変な作り方を教えていた。それでも蘭は一発で美味しく作ってしまったわけであるが。

そのある事とは、、

オレ、小さい頃から気になってんのがいるんスよ！

気が強くて意地っ張りでそのくせ涙もろい…

みょーちくりんが…

…というものです。

この言葉を聞いた当時の麻美は“ある人物”を連想し、この話を聞いた園子もすぐに“その人物”が誰であるかを察する。

どう考えても“蘭”の事を言っている台詞であったが、当の蘭はというと…

そんな子いたっけ？

…とすさまじい鈍感＆天然振りというラブコメものにありがちなお決まりパターンを披露。

自分の事を言われているのに気づかないまま周囲を呆れさせるのであった。